ご家老様の舞台裏

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zoom RSS ベルナルダアルバの家稽古

<<   作成日時 : 2014/07/08 23:02   >>

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 昨日、4か月ぶりにぬーぼーに顔を出してきました。
 じっと1幕3場の稽古を観させていただきました。昨日が本立の初日という事でしたが、それを差っ引いてももう少し頑張らないとなあ。という感じで最初は見てたけど、後半はよくなってきていたので、それなりに出来上がってはいるんだろうと思う。
 前のトランスの時に、あまりに口出ししすぎて顰蹙を買っていたので、それ以降は聞かれるまで黙っていようと思っていたのですが、いじけているように取られたようですね。

 とりあえず、思いついたことは言ってきたのだけれど、もう少し付け足しておく。

 これはほかの方も気づいていて、言ったことなのだが、演じているのが日本人だから、スペイン人になれるわけではないので仕方ないのですが、想像力で西洋人に近づけていく努力をしないと、タイトルが変わっただけ「柳」になってしまいかねない。
 たしかに柳のベースはベルナルダアルバの家には違いないのだが、そこはもう倫理観も風習も風土も違うのだから、そこをちゃんと把握してやらないといけないと思う。

 僕はスペインのこと何一つ、知らない。世界地図でフランスの隣にあって、闘牛とかしか知らない。スペイン人もアントニオ・ガウディしか知らないし、スペイン帝国があって、南米やらアメリカやら、大航海時代に世界の強国であったことくらいしか知らん。
 ついでにウィキで見てみたら、イスラム圏に飲まれたこともあったみたいだけど、それは知らんかった。(フランシスコ・ザビエルもスペイン人だったのか。)
 
 この作品の背景にスペインの歴史も少しは調べてみるといい。ハプスブルグ家だとか、ブルボン王朝だとか、N美さんの好きそうなフレーズもけっこうあるぞ。それに作品の書かれた背景に、フランコ独裁政権だとか、内戦だとかもきっと影を落としてるんじゃないかな。ちなみに、スペインは今も君主制で、今の王様は国連会議で、ブラジルの大統領を一喝したことで有名で、一時期境内の着メロで流行ったんだそうだ。今年は引退して、王子に禅譲するらしいけど、かつては共和制と君主制の間で揺れた時代もあったんでしょうね〜。

 かなり話がずれてきたのですが、僕個人の感想から言うと、日本人が西洋人の役をやる場合、決定的に足りないのはウィットだと思う。

 お笑いとか、ユーモアとかいううのとは少しニュアンスが違うので、説明しにくいのだが、その根底にあるのはたぶん反逆心のようなものではなかろうか。
 ちょっと難しいので、この辺りは外国の映画でも数多く見ながら、体得しないといけないのかな。

 N美さんのセリフでベルナルダ・アルバに説教を受けるシーンがあって、そこは母親に対しての甘えのセリフという事で解釈していたのだけれど、それでやってしまうと、どうもアルバが弱い。単に子供を虐待してる感じになるし。口答えするセリフで「それは調べてみないと。。」というセリフは甘えでは出ないのではないかとボクなんかは単純だからそう考えてしまう。
 アルバは絶対的な王であり、君主。というとらえ方も出来るんじゃないか?
 斜めに見るとそうも思えるんだよね。

 あと、ハクさんは、アルバの母親なのだが、少しおかしくなっているのだから、1幕3場のようなシーンでは、セリフが抜けようが、間違おうが、自分で止めないで、稽古の流れを崩さないほうがいい。周りもあまりセリフの正確さに拘らずに、稽古の流れを大事にしたほうが良いのではなかろうか。(このシーンは特に)

 しのはこの場では可もなく不可もない感じであったのだけれど、ある意味僕がヨーコッチに言った事がそのまま当てはまるかもしれない。でも、この場を見ただけでは、一概には言えないけれども、彼女はそのままでもよいのかもしれない。

 Pちゃんはまだ経験が浅いので、ベテラン連中にもまれて右往左往している感が否めない。ただ、一つ気を付けてほしいのは、姿勢である。
 日本にしろ西洋にしろ、良家、あるいは貴族とか、古いしきたりが生きてる家とか、そういう家庭で育った人の姿勢が悪いわけがない。たとえ悪くても、傍から見たイメージでは背筋がシャンとしているようなイメージを持っていないか? よく考えてみましょう。もしベルナルダアルバが、猫背の娘をそのまま矯正もせずに育てると思う?
歩き方にも気を付けること。

 そしてそれはセイノちゃんにも言えるので、これは二人の動作の課題になると思う。

 ヨーコッチについてはほぼ言いたいことを言った。具体的にもう少し言っておこう。あのシーンでボクがダメを出すとしたら、まず2か所。
 靴紐を見るシーン「それがどうしたっていうの。女が一人死ぬだけよ。」
自分の靴紐を踏んで、転んで死ぬ人がどれだけいるかは知らないが、そういうこともあるのだろうな。それはいいんだけど、最初は演技の説明がくどかった。ことさらほどけた靴紐をじっと見ている動作が、僕にはまずダメだったのだが、回を重ねるごとにシンプルになっていったのはよかったと思う。
 ただ、僕が気になるのはセリフの言い回しである。 さっき触れたウィット、あるいは皮肉のようなものが出せればなあと思う。平気な顔で明かるこのセリフを言うtかのパターンも試してみてはどうだろうか?彼女の力量ならば、セリフの言い回しについてはいくつかのパターンをこなすことなど造作もなかろうに。自分の一番手元に持ってきやすい感情で処理してしまっているようで残念だった。

 もう一つは二人の妹たちに対する感情の動き。う〜ん皮肉屋と言っていいセリフが多いんだよね。「あんたのその猫っかぶり、大っ嫌い。」(こんなセリフだったよな・・・。)なんてセリフも、その前のセリフとの感情の落差を付けることでもっと印象に残ると思うし・・・考えると他にもあるな。
 二人の妹に「ねえ、あの事知ってる」と言ってから、男が姉と結婚すると告げるシーン。意地が悪い感じがあまりない。たぶんこの役は、抑圧された二人目の父の姉妹の中で最年長であるがゆえに、自分が家の中ではNo2であるというプライドもあって、母親への反発、しきたりに対しての反抗心なんかもつよくて、それが鬱屈した形で出てくるんじゃないかな。例えばこのシーンなんかも、ちょっと歩き方のスピードを変え、二人を寄せて古戸絵で話すとかにすれば、セイノちゃんもPちゃんも芝居がやりやすいと思うのよ。意味もなく歩き回ったりするものだから(これはヨーコッチの悪い癖で、芝居の間が持てないんだね)Pちゃんが意味もなくついて歩いて行ったりするさ。毎回という訳でもなかったので、ついて歩くのは演出の支持でもなかろうと思うのだが・・・。

        続く

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